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医学部に入りたかった薬学部生よ、本当にそのままでいいのか?医学部に行かなくていいのか?

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目次

 

 

ズルズルと薬学部生をやるくらいなら医学部に行くべき

 やる気もなく薬学部に通うくらいなら、医学部に行くことを考えるべきである。

なぜなら、医学部に未練タラタラな中途半端な気持ちでやっていけるほど薬学部は甘くないからである。確かに、忙しさは医学部に比べればマシかもしれない。だが、薬学部も十分忙しいし、試験も多い。勉強に追われる日々。医学部に次ぐ忙しさと言っても過言ではないだろう。

 

それに、全力で薬学部に通う学生との関係は上手くいかないだろう。「もう仕方ない、こうなったら薬学部で全力で頑張る!」みたいに割り切れるならまだしも、「ホントは医学部に行きたかった...」というオーラを出しまくってズルズルしてる奴と友達になりたいと思うだろうか?正直、鬱陶しがられるだろう。内心、「さっさと医学部行けよ」と思われるのが関の山。

 

事実、薬学部には医学部崩れの人間が多い。「医学部に落ちた」「国公立大の医学部志望だったけどセンターの点数が足らず薬学部を受けた」という人が多く、中には「医学部に行けるほどの実力はなかったけど、なんとなくイメージが近いから受けた」みたいな人もいる。

 

薬学と医学は密接な関わりがあるし、受験のカテゴリーにおいても、医学部、歯学部、薬学部、獣医学部をまとめて”医歯薬”として扱うことが多い。だから医学部と薬学部が近いようなイメージを持つ人がいるのも無理はない。

 

しかし、実際は全くの別物。特に就職してからの収入が大きく違う。

薬剤師の平均年収は600万円ほど。医師の平均年収は1700万円ほどで、開業医になればさらに大幅に収入が増える。

医師も薬剤師も働く場所によって収入は違うが、トータル平均で見ればこれくらい違うのである。

 

薬剤師の年収に満足できない人は今すぐにでも医学部に行くことを考えるべきだろう。自分はお金が目当てで医学部に行こうとする人を悪いとは全く思わない。結局は仕事なのだから、むしろお金が最優先になって当然だと思う。

もっとも、お金よりも医師としてのやりがいを感じて仕事に取り組んでいる人の方が精神状態良く働けるとは思うが。だが、そんな人は何人に一人いるのだろうか...。

 

医学部を再受験するか、医学部に編入するか

 薬学部生がやっぱり医学部に行こうと考えた場合、方法は2つ。もう一度、大学受験として医学部を再受験するか、医学部の編入試験を受けるか。どちらを選んだ方が良いのかは、その人次第。大学受験の内容に自信があるなら再受験を選ぶのも良いし、そうじゃないなら編入を狙うのも良い。

再受験と編入のメリットとデメリットを挙げてみる。

 

メリット

【医学部を再受験の場合】

・周囲と同じく一年生からスタートするため、授業などの進行速度が同じ。

・編入に比べれば、友人も作りやすい。部活にも馴染みやすい。(医学部は部活が必須みたいなもの)

・どの大学の医学部も自由に選んで受験可能。

【医学部に編入する場合】

・大学によって、2年次への編入、3年次への編入だったりするため、年数を短縮できる。

・再受験だと、特に国公立を狙う場合は数多くの科目を勉強しなければいけないが、編入試験は英語と生命科学だけで受験できる大学もある。(大学によっては、物理、化学、数学などの教養科目を課す場合もある)

・編入試験は試験日がバラバラなので可能な限り複数大学を受験することが可能。

 

デメリット

【医学部を再受験の場合】

・数多くの科目を勉強しなければならない。特に国公立を狙う場合は。

・1年生からスタートするため、年数が長い。その分学費も高くなる。

【医学部に編入する場合】

・途中年次からスタートするため、最初は授業カリキュラムがかなりキツい。

・途中からその学年に参加することになるので、積極的に自分から周囲に話しかけていけないと厳しい。

・医学部の編入試験を行っている大学は限られているので、再受験に比べれば選択肢は狭まる。

 

簡単に主なメリットとデメリットを挙げてみたが、人によって感じるところは違うだろう。再受験か編入、どちらを選ぶかは本人が決めればいいと思うが、薬学部ですでに3年生や4年生になっている場合は薬学部を卒業してから、編入を選ぶべきだとは思う。(「どうしてもこの大学の医学部に行きたい!」というような強烈なこだわりがない限り)

結局、どの大学の医学部に行こうと、医師国家試験に合格さえすれば医師免許を得られる。医師になれる。

 

現役生や浪人生なら、「どの大学の医学部へ行こうか」とこだわったり悩んだりしてもいいと思う。だが再受験や編入で医学部に行くというのは、”一度は違う道に入りかけたけど、やっぱり医師の道へ行きたい”という事なので、とにかく我武者羅に入れそうな医学部に入る事が最優先になるべきなのではないか。

 

悩んでるくらいなら、思い切って医学部へ行け!

 「医学部へ行きたいけど、リスクもあるし、どうしよう...」と思ってるくらいなら、医学部にチャレンジすべきだ。そんな状態で薬学生を続けても、充実した未来はないだろう。不安なのは理解できる。合格できるとは限らない。失敗して何年か失うかもしれない。だが、そんな事言ってたら何にも挑戦できない。

こんな状況の時、考えさせられる名言がある。

 

「人生というものは所詮どちらに転んでも大した違いはない。ならば闘って、自分の目指すこと、信じることを貫き通せばいいのだ」(安藤忠雄)

「リスクのないところには成功はなく、したがって幸福もない」(レイ・クロック)

「どうせ死ぬんだから、やりたいことをやれ」(本田宗一郎)

 

なるほどな、と思う。こういう人たちに共通してるのは、周囲の多数派に流されず、しっかり自分を持っているところ。意思の強さである。

医学部に行くというのは簡単なことではないが、大事なのは本当に行きたい意思の強さ、そしていかに夢中になれるかだと思う。

逆に聞きたい。やる前から難しい事と分かっていたら、何でも諦めるのだろうか。

違うだろう。やる前から簡単と分かってる事をやっても意味はない。簡単じゃないことだからこそ挑戦しがいがあるのではないか。